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ゴトランド (巡洋艦) : ウィキペディア日本語版 | ゴトランド (巡洋艦)
ゴトランド (HMS Gotland) は、スウェーデン海軍が1927年計画で建造した軽巡洋艦である。最初は航空母艦として計画されたが水上機を搭載する世界初の航空巡洋艦に変更された。水上機はホーカー オスプレイを6機搭載した。また機雷敷設能力も持つ。 == 艦形 ==
船体形状は艦首にクリッパー型艦首から艦尾まで緩やかに傾斜する平甲板型船体である。艦首甲板に15.2cm連装主砲塔が1基、その後ろに下部に司令塔を組み込んだ二層式の箱型艦橋の両脇には片舷1基ずつのケースメイト配置で15.2cm単装砲を配置した。艦橋の後部に簡素な単脚式のマストが立ち、その後方に傾斜した2本煙突の周囲が艦載艇置き場となっており、2番煙突の両脇に53.3cm三連装水上魚雷発射管が片舷1基ずつ計2基配置された。2番煙突の背後に見張り所が配置し、後部甲板上に15.2cm連装主砲塔が後ろ向きに1基が配置した。 後部甲板上に水上機格納庫があり、その上に水上機運用甲板が設置され、水上機は格納庫内に3機、運用甲板の上に8機を搭載する設計であった。水上機運用甲板の中心上には旋回型の水上機射出機が配置し、射出した水上機は艦尾側に設けられた揚収用クレーンで運用された。トランサム型の艦尾構造には後述する「ハイン・マット」と呼ばれる水上機収容施設を内蔵していた。
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